なにか書きたい。

自由に生きる30歳が思いのままになにか書きます。

ヨーロッパ初日、散歩中のできごと。

 

2014年秋。

はじめてのヨーロッパ、デュッセルドルフの街を歩いていたときのこと。

 

はじめて見るヨーロッパの街並みは、どこもかしこもオシャレで、可愛くて、旅の疲れもすっかり忘れて、どこまでもキョロキョロと歩けるほどだった。

 

しばらく行くと、ガラス張りの小さなお店が連なる、静かな通りに出た。

 

f:id:naa67:20190505035747j:plain

 

(なんか…来たばっかりだけどもう好き!😭✨)

 

胸いっぱいに感動しながらうきうき歩いていると、宝石店かな?というオシャレなお店が目に入った。

 

ガラス張りのお店のショーケースには、何やら綺麗なものが、通りに向かって並べられている。

 

近くまで行くと…

えっ、、ケーキ!?✨

 

f:id:naa67:20190505034202j:plain

 

えっ…こんな…まるで宝石みたいに並べてある…!

わぁ、、お店の中にもあんなにたくさん…!😭✨

 

店内では、可愛いエプロンをつけたぽっちゃりとしたマダムが忙しそうに行ったり来たりしていた。

 

わぁ…!このタルト!ほんと宝石みたい…

大きい…キレイ…!!✨

 

私は静かに興奮しながら、ガラスの前で写真を撮ったり、タルトと店内を見比べたりしていた。

 

こんなに大きなお店だけど、店内にお茶するスペースはないみたいだなぁ…

お持ち帰り専用かぁ、、

 

ひとしきり店内を覗き込んだあと、がっかりしながらくるりと通りに向き直すと、道の向こうに止まっていた車の運転手さんと目が合った。黄色い作業服を着ている若い男の人だった。

 

男の人はジェスチャーで、

「中、入ってみなよ〜美味しいよ〜!」

みたいに言った。

 

「ほんと?✨」

「うんうん!グー👍だよ!」

 

行ってみな、行ってみなと促されるがまま、私は思い切ってお店に入った。

ショーケースを前にすると、美味しそうなケーキがずらりと並んでいて、どうにも目移りしてしまう。

 

他のお客さんの接客を終えた可愛いエプロンのマダムが「どれにする?」と微笑んでくれた。

 

「あの、1ピースでも買えますか?」

「もちろん」

 

ほんとはあれもこれも食べてみたいけど…食べきれないよね。

一つにしよう、、

 

「じゃああの…タルト!✨」

「はいはい」

 

さっき通りから見た宝石みたいな真っ赤なタルトを、マダムが可愛い箱に入れてくれた。

 

買えた!たった一つでも買えた!嬉しい!!✨

あの男の人が言ってくれなかったら諦めてた。

 

買ったよ報告をしようと通りに出ると、その車はもういなくなっていた。

 

 

 

 

散歩に出て即タルトの箱を小脇に抱えることとなってしまって、おかしくて一人で笑いつつ、可愛い箱との散歩を楽しんだヨーロッパ初日だった。

 

f:id:naa67:20190505042056j:plain

 

 

 

 

f:id:naa67:20190505043317j:plain